クラウドワークス エンジニアブログ

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フルリモートを最大限活かすために使用する3つのツールについて

玉露チーム*1@mayoxtuna です。

8月に入り本格的な暑さが続いておりますが、夏らしいことが出来ていない事に悩んでいます。

クラウドワークスでは7月中旬より、 人事制度「ハタカク!」が以下のようにアップデートされました!

制度名 アップデート前 アップデート後
リモートワーク 週3日まで 制限なく利用可能
フレックス コアタイム10:00~16:00 コアタイムなし

フルリモート・フルフレックスに関する詳細は以下の記事を読んでいただけると幸いです。 www.wantedly.com

玉露チームでは、このアップデートをきっかけに「リモート」を積極的に活用していこうという流れになりました。

リモートを始めるにあたっては、 「対面でしか行ったことが無いワークショップ形式の振り返りなどをオンラインで展開する!」というミッションを元に、 いろいろ試行錯誤した結果 3つのツール を使うだけで「スムーズ」で「ストレスフリー」にリモートでの作業が行えるようになることが分かりました。

今回はその3つのツールについて共有したいと思います。

目次

Realtimeboard

Link: RealtimeBoard

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会議などで使うホワイトボードをオンライン上に展開したものです。

無料プランも存在し、気軽に試すこともできます。

また、プロジェクト管理機能もあり、ボードとメンバーをグルーピングすることができます。

作成したボードでは、指定範囲のキャプチャやcsvでのダウンロードも可能です。

Webブラウザでも動きますが、専用のアプリもあります。

では、なぜ使いやすいのかについて機能をご紹介いたします。

グリッドシステムがあり、整列などが容易

グリッドシステムがあり、付箋を置く時に綺麗に並んでくれるので見やすく重宝しています。

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一括サイズ変換などがある

まとめて選択することで一括で移動したりサイズを変換したりすることが可能です。

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本物の付箋紙のような形をしていて文字サイズも自動で変わる

横の長さに合わせてフォントサイズが自動的に変わってくれるのは大変ありがたいです。

字を大きく書きすぎて最後になるにつれて文字が小さくなってしまう心配がありません。

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外部エクスポートなどのアドオンが豊富

Slackに連携したり、バックアップファイルをGoogle Driveにアップロードしたりなどが可能となります。

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Zoom

Zoomではビデオチャットで全員の顔を写しながら画面共有をすることが可能です。

こちらも無料プランがあり気軽に試すことが可能です。

[※チーム全員がフルリモートの様子] f:id:k-waragai:20180816141201p:plain

全員の顔を見ながら話すことができるので、オンライン上でも同じ場所にいる感じがあり安心できます。

では、なぜ使いやすいのかについて機能をご紹介いたします。

画面共有をしながら顔を映すことが出来る

Zoomではビデオチャットで全員の顔を写しながら画面共有をすることが可能です。

Slack callやハングアウトでは画面共有をしてしまうと共有提供者の顔が映らないのですが、Zoomでは顔を映しながら画面共有をすることができます。

これはZoomを使い始めて得た学びなのですが 顔を映しながら画面共有をする事で同じ空間で会議をしているという認識が強くなり、それが安心感に繋がると感じました。

遠隔操作機能がある

環境構築や難しい操作が伴う場合、相手のPCの操作権を要求することができ遠隔操作を行うことができます。

使い方次第では、ペアプロやモブプロなどにも利用できます。

グループ機能がある

グループを作成することでボタン一つでグループメンバーにミーティングの案内を送ることができ すぐに会議を始めることができます。

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HackMD

HackMDはMarkdownで編集できるクロスプラットフォームのオンラインコラボレーションノートです。

パソコン、タブレット、携帯など様々なプラットフォームからリアルタイムに共同で編集を行うことが出来ます。

では、なぜ使いやすいのかについて機能をご紹介いたします。

スライドモード・ブックモード

特殊な構文を使うことでノートをスライドのようにまとめることが可能です。

また、ブックモードでは1冊の本のように扱うことも可能です。

エディターモード

HackMDでは「SublimeEmacsVim」の3種類のエディタのキーバインドを選択できます。

タブサイズ

インデントに使うタブサイズを自由に変更することができます。

カーソルの位置の同期

誰がどのカーソルなのかがすぐ分かり、どこを編集しているのかが色で分かるようになっています。

そのため同じ箇所を編集するという事故は起こりにくくなっています。

最後に

玉露チームでは上記を組み合わせて最高のリモート体験を手に入れました。 まだまだ世の中には良いツールがたくさんあると思います。

なので、もしリモート時に使える良いツールなどがありましたら教えて頂けると幸いです!

「使いやすくするためにどうしたら良いか?」を考えてすぐ試すのがクラウドワークスのいい所だと思っています。

玉露チームでは「Oculus Go」を用いたVRミーティングなども視野に入れています٩(๑´ω`๑)۶

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