クラウドワークス エンジニアブログ

日本最大級のクラウドソーシング「クラウドワークス」の開発の裏側をお届けするエンジニアブログ

エンジニア採用の取り組みについての話

こんにちは。crowdworks.jpでエンジニアリングマネージャーをしている海老原です。 今回はエンジニア採用の取り組みについて共有したいと思います。 どのような流れで採用まで取り組んでいるか参考になれば幸いです。

採用の流れ

※ 対話が必要なカジュアル面談から最終面接まで今はオンラインで実施をしています。

採用計画

人が少ないから採用を進めようではなく、計画を立てて採用に取り組みます。

計画の立て方

  • エンジニアリングマネージャー達が集まり、各チームで人数が足りていないかを確認します。足りていないかの判断としまして、今後そのチームで優先度が高い施策に注力するにあたり人数を増やしたほうが良いか、現在のチームで人数不足により施策がスケジュール通りに進んでいないか、退職者がいた場合のメンバー補充などがあります。
  • 各チームでどのようなメンバーを増やしたいかを検討します。例えば、リーダー経験があり、メンバーをまとめて実装もできる方がいいのか、仕事検索のロジックを今後対応していくので検索の実装経験がある方がいいのか、バックエンドだけでなくフロントエンドも経験がありレビュー経験が豊富な方がいいのかなど検討します。
  • 予算との兼ね合いを考え、採用人数を確定させます。
応募要項の作成

必須スキル・経験は何が必要か、歓迎するスキル・経験、求める人物像は何が良いか考えます。

例)

  • 必須スキル・経験:Webアプリケーションフレームワークの開発経験、Git / GitHub / Dockerの基本理解
  • 歓迎するスキル・経験:Ruby on Railsを用いた開発経験、スクラムの経験
  • 求める人物像:事業やビジネスを考えたプロダクト開発に理解がある方、テストコードを書く重要性について理解がある方

最終チェックとしまして、チームメンバーにも内容の確認をして頂きます。

募集内容の掲載

人事と連携を取り、募集要項を自社サイトに掲載をしてもらいます。 また、採用媒体にも同様に募集要項を掲載します。

スカウトの実施

募集要項を掲載して応募があるのを待つだけではなく、採用媒体を使いスカウトをします。 スカウトをする際は応募要項にマッチする方を探して、スカウトメッセージを送ります。 メッセージを送る際に気をつけている点としまして、候補者の方の自己PRの何に魅力を惹かれてスカウトメッセージを送ったかを伝えるようにしています。

例)ビジネス的成果を目的として定め、自ら課題を設定し解決を推進している点、自己PRにも書かれているように、課題の設定に際して周囲を巻き込んで広い視野をもち課題を設定できる視座が魅力的でご連絡させていただきました!

スカウトは現在注力をしています。できるだけ多くカジュアル面談に結びつけたいと思っているからです、カジュアル面談数が多くなりますと1次面接に進む方も多くなり最終的に採用に至りやすくなると思っています。

スカウトの返信の対応

スカウトはエンジニアリングマネージャーやエンジニアの採用担当の方が送っています。 その後の面談の調整などは人事の方にやり取りをして頂いております。 候補者の方と人事でカジュアル面談の日程の調整をして頂いて、エンジニアリングマネージャーに連絡をしてもらいます。

カジュアル面談の実施

カジュアル面談の目的ですが、会社やチームの魅力を伝え興味関心を持ってもらうことや相互理解の場になります。実施時間は30分〜45分ぐらいになります。

カジュアル面談は下記の流れで取り組んでいます。

  • お互いに自己紹介
  • 転職のきっかけや、現在の仕事での課題、転職して叶えたい、期待したいことを確認
  • エンジニア組織の紹介資料の説明
  • 質疑応答
  • 今後のスケジュールの説明

エンジニア組織の紹介資料の説明についてどのようなことを伝えているか紹介します。

サービス紹介

  • クラウドワークスは様々なサービスを提供しており、その概要を説明します。

会社のMission、Vision、Policy、Value、Mindを説明

  • Mindはクラウドワークスのメンバー全員に求められる働く上での心がけになります。意志を持って取り組み、その仕事を自分自身で価値付け、誇りをもちます。掲げた目標を達成し、他者から信頼と期待を得る心がけになります。
  • 候補者の方の中にはクラウドワークスのミッションに共感して応募しました!とおっしゃって頂ける方もいてとても嬉しいです。

多様な働き方への取り組みを説明

  • 2016年より生産性を上げる手段として、リモートワークやコアタイムのないフレックスタイムの説明をします。説明した際にリモートワークができる会社を探していましたという方が多い印象を受けます。

評価の仕組みの説明

  • キャリアの先にマネジメントやスペシャリストなどに分かれるという説明をします。

開発組織の説明

  • 現在私の部署では9チームの開発チームがあるのですが、どのようなことに取り組んでいるか説明します。

開発組織の特徴の説明

  • 開発組織には開発ポリシーがあり、何に価値をおいて取り組んでいるかの説明をします。また社内での勉強会や社外へのエンジニアブログを通しての発信、技術カンファレンスでのスポンサー活動の説明をします。

カジュアル面談の最後に今後のスケジュールの説明をします。カジュアル面談後、履歴書、職務経歴書を出して頂き、1次面接、2次面接、最終面接という流れになります。スケジュール感でいいますと最終面接まで1ヶ月ぐらいかかると伝えます、また入社につきましては弊社の入社受け入れ準備等がありますので内定から多少前後しますが1ヶ月ぐらいかかると伝えます。

スキルチェックの実施

カジュアル面談実施後、履歴書や職務経歴書を送って頂き内容のチェックをおこないます。スカウト時にわからない経歴の詳細も職務経歴書で確認することができます。

※ 自己応募の場合はカジュアル面談実施前に履歴書や職務経歴書を送って頂いてチェックをしていますので自己応募の場合はこの段階ではチェックを行いません。

1次面接の申し送り

1次面接をおこなう前にカジュアル面談での内容を1次面接を行うメンバーに伝えます。 どのようなことに興味があるのか、転職して叶えたい、期待したいことの詳細を伝えます。

例) ユーザーの声が近くで聞けるユーザー施策チームに興味を持たれた方です。ユーザーの課題解決の施策に取り組んでいきたいとのことです。話すことが好きで将来はマネジメントをやりチーム作りをしていきたいとのことですが、1年〜2年は技術を学びたいとのことです。

1次面接の実施

1次面接の目的ですが、同じチームで働くイメージが湧くかになります。 スキルの確認をしたり、どのように仕事に取り組まれているかエピソードを聞いて確認したり、コミュニケーションの確認もします。

2次面接の実施

部長との面接になります、総合的にみて組織にマッチするか確認して頂きます。

最終面接の実施

役員もしくは本部長との面接になります。

エンジニア採用の取り組みについて

現在、スカウトに注力しカジュアル面談数を増やす取り組みをしていますが、今後さらに多くのカジュアル面談ができるようにする為の工夫としまして、募集要項に現職の働く人の簡単な紹介文を入れるなどを考えております。入社してどのようなキャリアを築かれているかどのように活躍されているかイメージができ興味関心を持って頂けるのではないかと思っております。

具体的に入社時はバックエンドエンジニアとして活躍し、昨年からエンジニアリングマネージャーにポジションチェンジされ、現在は◯名のメンバーマネジメントをして頂いています。など、採用担当の方と連携を取って取り組んでいきたいと思います。

最後に

いかがでしたでしょうか?採用計画を立て、色々な方に協力してもらい、採用を進めております。取り組みもこうしたほうがいいなど気付いた際には日々アップデートしており、今後も改善しながら取り組んでいきたいと思います。

クラウドワークスでは個人がより活躍できる社会を実現するため、仲間を募集しています。是非求人を確認してみてください!

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