心はプログラマ、仕事はマネジメントのつもりの安西です。
技術的なお話は他の皆様に任せて、今日はクラウドワークスのエンジニアチームのお話をしてみようと思います。サービス開発(というかソフトウェア開発自体も)は、複雑でしかも100%明確な答えが見えにくい世界です。日々答えの無い中の選択で、苦しくもあれば楽しくもあります(笑)。
そんな中で、どんな環境で進めているかを一部ご紹介してみます。
許可を求めるな謝罪せよ。
推奨している価値観です。どんどんやる。何か課題があればどんどん変える。
学習を推奨する:ポインヨ制度
個人があるいはチームが向上したり、やったことが無いことに挑戦するには、インプットを続ける必要があります。そこで、例えば勉強会開催、参加、講師などを行うことを点数(ポインヨ制度)化して見える化しています。 ところでポインヨって…?
チーム開発(スクラム)
チームで開発しており、開発プロセスとしてはスクラムを採用しています。見える化、カイゼン、自律的(自己組織化)などエンジニア組織のベースになっています。
情報をオープンに
情報をオープンにし、透明性を確保することに努めています。社員全員が日報を書いていたり、主要な打ち合わせの議事録をオープンに見られる状態にし、もちろんデータも社員全員が見ることができます。
同時に、打ち合わせ自体も参加をオープンにしています。例えば先日、チームの中心メンバーが集まる打ち合わせがあったのですが、クローズドだ!もっとオープンにせい!という批判を受けて、オープンな打ち合わせにしました。みんなごめん。
コミュニケーションの「場」パターンを増やす
チームで朝会やふりかえり、カンバンなどでの場と共に、幾つかのパターンのコミュニケーションの場をあえて作っています。仕事の話だけでなく、多様な会話が生まれるように「場」を作っています。そうすることで、情報量を増やし、気づきも多く生まれます。
- シャッフルランチ(全社)
- 開発部門全体でのワークショップ
- 世代別のワークショップ
- チーム横断の課題検討の場
など
考え方の多様性を推奨する
技術を突き詰めたい方、もっとサービスに関わっていきたい方、チームマネジメントに関わりたい方など、特定の考え方のみを推奨しているわけではありません。色々な考え方の人が集まれば、複数の視野、視点が交じり合い、色々な可能性が広がります。
ただ、唯一全員が共通している事は、会社とサービスのビジョンに共感している点です。そこが最も大切です。
チームでゴールを明確にする
基本的ですが、とても重要です。明確にできなければゴール設定が間違っているか、考えきれていない可能性があります。優先順位も意識しないといけません。もちろん、同時に、会社のKPIや組織の方針も含まれます。
まとめ
複雑で答えが見つかりにくいのであれば、実行して結果を確認しながら「常に変化をする」必要があります。変化はトップダウンで起こしても限定的。一人ひとりが考えて行動するのが速く進む。だから、自分で、自分たちで決めていい、という環境を作れるように心がけています。その代わり、やったことに対する責任はもちろん、各メンバーは、プログラミングはもちろん、ユーザやサービスへのコミットなど、広い視点で開発することも大切になっていきます。
私自身は、成果を上げることを目的に、そういう環境を作り続けること、良くし続けることにコミットしています。他に細かいところとか、考え方のベースとなる理論とか、今後仕掛けていく計画の施策など色々ありますが、それはまたの機会に。
おわりに
クラウドソーシングサイトを運営しているクラウドワークスでは、このような環境で働きたいエンジニアを募集しております!
では!