大場です。
クラウドワークスでは10月16日から二泊三日の開発合宿に行って来ました。
場所は、島根県の松江市美保関町になります。美保関は米子空港からほど近い日本海に面した静かな港町で開発合宿にぴったり! 夏は海水浴客で賑わう美保関は、「国作り神話」「国譲り神話」「国引き神話」の3つの神話にも登場するたいへんに歴史ある土地です。^1
目的
今回の開発合宿では『技術的負債の一括返済』をテーマに、まとまった時間をつかって集中しなくてはできないプロジェクト全体に関わる改善に取り組んでいます。具体的にはCode Climateによる解析であげられた課題について一気に解決してしまおうという目論みです。
普段は日々の業務に追われてついつい溜め込んでしまいがちな技術的負債をチームで集中して同じテーマに取り組むことによってクリーンなソースコードの維持と共有を促進したいという想いから企画しました。コードベースをクリーンに保つことによってユーザーへ素早く機能改善を提供したり、安心して使ってもらえるような堅牢なシステムを構築できます。合宿を通じて「"働く"を通して人々に笑顔を^2」というわけです。
また、なぜ島根県の美保関町を合宿先にしたかという点にも触れると、合宿先を探している際にプログラミング言語Rubyを通じた縁で島根県の自治体から開発合宿や企業研修という形で企業誘致を考えているという相談を受け、いっしょに企画していきましょうということで決定しました。
準備
合宿前の事前準備としてCode Climateの課題をTrelloのカードにしてタスク割り振りを簡潔に、だれがどんな作業をしているか見える化できるようにしました。
TrelloはAPIが充実している一方でCode ClimateはほとんどAPIが提供されていないためスクリプトでごにょごにょしてカードを作成。
合宿
羽田に6:00集合。
宿泊先の中村屋さんと合宿を全面的にサポートしてくれる井上さんがお迎えで恐縮です。
日本海をバックに9時ぐらいに到着。
マルチタップとポストイットを大量に用意していただいてテンション高まる。
合宿キックオフを経て10時前にはコーディング開始。
近隣に隕石が落ちたというメテオプラザがあります。
朝の散歩。
民宿から外でもつながる電波で自由なワークスタイル。
KPTによる振り返りと各自の成果を確認します。 合宿中に最高のパフォーマンスを見せた@teriyakisanを表彰と景品でお祝いしました。
朝の笠浦港。
早朝から笠浦漁港におじゃまして水揚げを見学。
その場で鮮魚を買い付けたり。
チームビルディングのアクティビティとしての地引き網イベント。
地引き網で捕れたサヨリをお刺身に。
ポケモン講座開催。
たいへんお世話になった中村屋さんもいっしょに大CWポーズ。
ラスト日本海。
最後に
最後にこれだけは言っておきたいのが島根の人々のホスピタリティがものすごいところです。開発合宿を成功させるためにとても細やかにサポートしていただきました。民宿中村屋さんは僕らのために回線を増強したとのことでお陰で快適なインターネットを活用することができ、ネットワークやWiFiといった環境面で困ることはありませんでした。また、座椅子と椅子の両方を用意して選べるようにしてくれたり、ホワイトボードやプロジェクター、ポストイットにマルチタップとおよそ開発で使いそうなものを準備してくださいました。この場を借りて美保関地域観光振興協議会の皆さまに感謝いたします。素晴らしい環境をありがとうございます!
クラウドワークスではこのようなサービス開発に集中して取り組める開発合宿を定期的に開催しています。興味をもったエンジニアやデザイナーは、こちらで待ってます!島根県や美保関に興味をもった人も待ってます!