皆様、こんにちは。
犬よりも猫派なエンジニア、徳光 (@toku345)です。 Mew🐱 !
世間的にはRubyの会社だと思われている弊社に所属しながらClojureに目覚め(≠ 開眼)、
業務で使えずちょっと悲しい気持ちですが今日も元気です!
*1
さて今回は私が、弊社サービス「クラウドワークス」上で、 実際にお仕事して受注(=ドッグフーディング)してみて感じたことを書いていこうと思います。 *2
そもそも「ドッグフィーディング」とは?
ドッグフーディングという言葉をご存知でしょうか?
英語だと dogfooding
とか Eating your own dog food.
と言うようですが、 Wikipedia によると
Eating your own dog food, also called dogfooding, is a slang term used to reference a scenario in which a company uses its own product to test and promote the product.
とのこと。
意訳すると、自社のプロダクトを自分たちで実際に使ってみて、テスト・改良していこうぜ!ということです。
開発に携わっているサービスを自分自身が使ったことが無いことを気持ち悪く感じていたので、 思い切ってドッグフィーディングに挑戦してみることにしました。*3
どんなことをドッグフーディングしたのか?
私が受注させて頂いたお仕事はPythonを使ったツール開発案件で、作業期間は3ヶ月ほど。
業務ではRubyやJavaScriptがメインなので、始める前はドキドキでした。
*4
やってみてわかったこと
良かったこと👍
利用者さまの生の声を直接聞くことができる!
お仕事を進めて行く中でやりとりするメッセージを通してクライアント(クラウドワークスでの発注者のこと)さまの生の声を聞くことができ、 「この機能は気づかれ難いんだな」とか、「この説明だとよくわかってもらえないんだな」といったことに気づくことができました。
自分がインタビューの対象になった!
クラウドワーカー(クラウドワークスでの受注者のこと)の気持ちが分かるようになったので、チームメンバーからプチ・インタビューされるようになりました。
サービスに対してより愛着が湧くようになった!
実感値でいうと、当社比1.5倍(ぐらい)な感じです。
不便な所に気づくことができ、UX改善に繋がった!
実際に使ってみると開発時・テスト時には気づかないような不便さ・バグに気づくことができ、自分でその問題を改善したり、問題を共有して皆で改善していくことができました。
辛かったこと😫
週末のプライベートな時間が大幅に減ってしまった
平日の定時後も作業できるだろうと見込んでいたのですが世の中そんなに甘くはなく(体力的な問題・気持ち的な問題など)、週末まとめて頑張るはめになりました。
自己管理って難しいですね...
作業を再開しようとすると以前の作業内容を思い出すのに時間がかかり、これがけっこうツライ
作業が仕掛中でちょっと期間が空いたりした時は特に時間がかかりました。 (未来の自分の為にも)メモ・作業ログを残すのって大事ですね!
サービスの不自由な所に気づいても問題の根が深いと、すぐには改善できず悲しい思いをする
サービスの根幹に関わるような箇所に不自由さを感じると、簡単には改善できないため悲しい想いが募りました。
(→ 全体に共有して、どうやって改善していくか検討中です)
感想
ドッグフーディングを通して、いろいろな気づいたり、その気づいた問題を改善することが出来きました。 またサービスに対する自分自身の気持ちも変化したり、行動も少しずつ良い方向に変わってきたことを実感できたました。
ただ良いとこばかりではなく、辛かったこともいくつか有ったので、改善できるものは改善していこうと思います。
最後に
クラウドソーシングのクラウドワークスでは、ドッグフーディングを通じて気づいた問題点をバリバリ改善してきたい!というPassionateなエンジニアを募集中です! www.wantedly.com
追記
思いがけず お金を貰うのってすごく楽しい! という事を思い出すこともできました。
(今回はお金を稼ぐ事が主目的ではなかったのですが、個人的にこれが一番、意外な発見でした)
金は払うより貰う方が楽しいって社会の方が健全な気がするんだけどな
とは、映画「東のエデン」内での主人公のセリフなのですが*5、 初めて報酬が振り込まれた時にふとこのセリフを思い出したのですよね。
毎月頂くお給料では当たり前になりすぎていて忘れてしまっていたことを、 ドッグフーディングがキッカケとなって思い出し、新人の頃のピュアな♡を取り戻せたような気がしてちょっと嬉しかったです。