なにか存在感のあるものが見たかった。少し傷心気味だった。 使い捨ての新しいものにはうんざりしていた。どこか…違う雰囲気の場所へ行ってみたかった。
さんざん考えた。いったいこのエンジニアリングのどこへ行けば、変化を約束してくれるだろうか。 どこへ行けば、慌ただしい時の流れに侵されない場所があるだろうか。
いまこの記事を読んでいるあなたは、 スクラムマスターという役割をご存知だろうか。
1年前、クラウドワークス入社以前の僕は、そのような役割が存在することを知らなかったし、 そもそもアジャイルすら知らなかった。
でも、いま僕はスクラムマスターになろうとしている。
目次
- はじめに
- この記事の対象者
- 適正の有無
- 才能とは
- 自分の才能に気づく
- 才能の伸ばし方
- アジャイルな時間とそれを支えるチーム文化
- アジャイルイベント(RSGT2019)参加への意思のきっかけ
- スクラムマスターにまつわる所感
- 役職の定義
- 研修を終えて
- スクラムマスターへの招待
- おわりに