クラウドワークス エンジニアブログ

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CW Tech Meetup #02: Ruby on Rails Tech Meetup を開催しました

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こんにちは。プロダクト開発Divの戸口(@Dooor)です。

先日クラウドワークスでは、Ruby on Railsについて利用したアプリケーション開発からRailsそのものについて気軽に情報交換できる場を作りたいということでCW Tech Meetup #02を開催しました。

cw-meetup.doorkeeper.jp

第2回ということで多くの方々からお申込みをいただき、当日も大盛況に終えることができました。
Rails5へのアップグレードやSprocketsの話など、いろいろな内容の発表があった今回のイベントにの様子をお伝えします。

Upgrade Forkwell to Rails5 the faster

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株式会社grooves@sinsoku_listy さんより「Upgrade Forkwell to Rails5 the faster」をご講演いただきました。

発表資料はコチラ

qiita.com

Rails5がリリースされた日の夕方にForkwellをRails5にアップグレードした過程をお話していただきました。

  • 毎週のgemアップデート
  • 本番環境をRCで動かす
  • SlackでRailsのstableブランチを監視
  • Railsアップデートのリリース時間の傾向を把握する

など、リリース当日までの積み重ねがあってやっとできたことだったんだと感動しました。

「みなさんRails5アップグレードの進捗どうですか?」という会場への質問に、本番環境をRails5にアップグレードが終わっているのは会場では1割から2割ほどでした。
Railsで作られたサービスの中でどのくらいRails5へのアップグレードが終わっているのか気になります。

tech.grooves.com

まだRailsで消耗してるの?

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弊社エンジニアの @h3_poteto さんによる「まだRailsで消耗してるの?」をお話させていただきました。

speakerdeck.com

RailsエンジニアのためのPhoenix入門」ということで、Railsでいうこの機能はPhoenixではこれだよと説明していただきました。

実際に @h3_poteto さんは社内サービスの開発にPhoenixを使っているのですが、
Phoenixを使ってみて嬉しかったことに、

などがあるそうです。 私はまだElixirやPhoenixを触ったことがないので、この機会に勉強してみようと思いました。

The State of Sprockets

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ピクスタ株式会社@_yasaichi さんより「The State of Sprockets」をご講演いただきました。

speakerdeck.com

前の発表で「Sprocketsが辛い」という発言を受けての発表でしたが、
Sprockets4では待望の新機能として、

  • Source Maps
  • ES6 Support

があることや、Sprocketsの機能を拡張したい開発者向けには

  • ExtensionのInterfaceの変更
  • v4以降でもTiltの資産を活かすため開発したgreaseの紹介

など、Sprocketsを使う人だけでなく、拡張したい人向けにも細かにご説明いただきました。

巨人でない我々のためのバッチ基盤

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Repro.inc@joker1007 さんより「巨人でない我々のためのバッチ基盤」をご講演いただきました。

巨人でない我々のためのバッチ基盤 発表資料はコチラ

RukawaというRubyで作られたシンプルなワークフローエンジンについてお話していただきました。

  • 並行性を制御できない
  • 依存性が複雑になってくると見づらい
  • 依存関係の途中を無視するのが難しい

など、Rakeがしばしばつらくなるのを解決するために開発されたそうです。

  • LuigiAirflowAzkabanがある中でなぜrukawaを作ったのか。
  • Digdagとの違いやいいところはなんですか

という問いについて、

  • PythonYAMLではなく、rukawaではいざって時にRubyで制御したかった
  • それはRailsのアプリケーションが我々の基礎であり、私がRubyistだからです

とお答えしていて、噂に聞いていた @joker1007 さんは本当にすごいなと感じました。

qiita.com

懇親会

みなさんの発表のあとはご参加いただいた皆さんと懇親会を開催し楽しく交流をいたしました。

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からあげの人気がものすごくあっという間になくなってしまったのは残念でした。。
次回はからあげ増量してお待ちしておりますのでお楽しみにしていてください、、!

今回の発表内容についての意見を交わしている人もいれば、現在の開発する上での悩みを相談していたり、趣味について談笑している方もいたりして、楽しい時間を過ごしていただけたのではと思います。

最後に

今回のイベントについてhachi8833さんがレポートを執筆してくださいました!ありがとうございます!

techracho.bpsinc.jp

Wantedlyの弊社広報ブログでも当日の様子をレポートしております。こちらもご覧ください。

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今後クラウドワークスではCW Tech Meetup #03も開催予定ですので、Railsについて気軽に話せるコミュニティを一緒に作っていきましょう!

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